“黄金世代の飛ばし屋”山路晶 仙台出身で震災経験「ゴルフで日本を元気に」

[ 2020年6月5日 05:30 ]

女子ゴルフ 開幕を待つルーキーたち(4)

女子ゴルフの山路晶
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 3度目の挑戦でプロテストに合格した山路晶(21=森六ホールディングス)は昨年、ツアー35試合に出場した。うち、予選通過は20試合。12位が最高だったが「ほとんどの試合に出たので、毎週学ぶことができて楽しかった。とても良い一年でした」と前向きに捉えている。

 ツアー屈指の飛ばし屋で昨季は平均250・81ヤードで6位。ダイナミックなスイングが持ち味で「体の柔らかさをスイングに生かせている」と自己分析する。課題とする100ヤード以内のショットの精度を高める一方で「飛ぶことは大きな武器。もっと飛距離を伸ばせるように励みたい」とこだわりも見せる。

 昨秋の最終予選会は107位に終わるも、今季序盤は数試合の推薦出場も決まっていた。仕切り直しの「長いオフ」を有意義とするため、練習法も工夫した。「集中力が持続しないタイプなので、いつも勝負しています」。ラウンドなどでは常に友人、兄らとスコアを競って競争心を維持した。

 仙台市出身で、小学6年のときに東日本大震災を経験した。「今も10年前と同じぐらい大変なことになっている。ゴルフで日本を元気にできたら」。試合数が減って一時はリランキングが消滅していたが、20~21年のシーズン統合で復活した。黄金世代の大器は「出られる試合に全力で臨み、昨年の稲見(萌寧)選手のようにリランキングで頑張って優勝に結びつけたい」と反撃を誓った。 

 ◆山路 晶(やまじ・あきら)1998年(平10)9月10日生まれ、仙台市出身の21歳。名前には「明るくきらきらと輝く」という思いが込められる。8歳からゴルフをはじめ、中嶋常幸主宰の「ヒルズゴルフ・トミーズアカデミー」や東北高で腕を磨く。12、13年の東北ジュニア(12~14歳の部)を連覇。昨年、プロテスト合格。家族は両親と兄2人。1メートル66。血液型B。

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