日本VSオールブラックス 国内で今秋10・31開催有力!会場候補に新国立

[ 2020年2月4日 05:00 ]

昨年のラグビーW杯でハカを踊るニュージーランド代表。再び日本で見られる可能性が高くなった
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 ラグビー日本代表が今年秋に、世界ランキング2位のニュージーランドと日本国内で対戦することが3日、複数の関係者への取材で分かった。試合は10月31日の開催が有力で、会場は昨年11月に完成した国立競技場も候補の一つ。23年W杯フランス大会を目指す日本代表に、これ以上ないビッグマッチが用意されることになった。

 関係者によれば、両国協会間で対戦実施は合意済み。今後は日時や会場などの詳細が詰められ、正式発表される見込みだ。ニュージーランドとの対戦は18年11月以来、2年ぶり。過去の対戦成績は日本の6戦全敗(両国ともにテストマッチ認定している試合は4戦全敗)となっている。

 昨年のW杯で史上初の8強入りした日本は、6、7月にウェールズ、イングランドと、11月にスコットランド、アイルランドとの対戦が決定している。ニュージーランド戦が加わることで、「ティア1」と呼ばれる世界最上位グループとの対戦は年間6試合に。他のティア1国と遜色ない好カードの目白押しで、代表強化が加速することは間違いない。

 日本を世界8強に導き、23年W杯までの続投が決まっているジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(50)にとっては、母国と2度目の対戦となる。先月29日の会見では「私にはこの仕事を続ける責任がある。日本ラグビーの強化、発展を23年W杯まで続けていくことが必要」と熱弁。トップリーグでの新戦力の発掘、春のテストマッチを経て、オールブラックス来襲に備える。

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2020年2月4日のニュース