平田4代目チャンプ 60歳元陸自レンジャー 真冬の鉄人ゴルフ36ホール

[ 2020年2月1日 10:13 ]

スポニチ後援・第4回真冬の鉄人ゴルフ36ホール ( 2020年1月30日    佐賀県三養基郡みやき町 佐賀カントリー倶楽部=男子6070ヤード、女子5086ヤード、パー72=ダブルペリアハンデ方式36ホールストロークプレー 参加選手91人=うち女子5人 )

初優勝を決め、カップを手に笑顔の平田
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 午前7時15分のスタート時は小雨、気温4・5度と厳しいコンディションだったが、午後は日射しが差して気温も上がり、女性5人を含む参加91人全員が36ホールを“完走”した。競技はダブルペリア方式のネットスコアで争われ、元陸上自衛隊レンジャー部隊出身の平田正義(60=福岡県小郡市)がグロス163、ネット141・4で初優勝を決めた。

 平田は前半42・44の86だったが、後半は40・37と尻上がりにスコアを縮めた。現在は西日本シティ銀行で顧問を務めるが陸上自衛隊では精鋭として名をはせるレンジャー部隊で部隊長も務めた。「10日間食事なしとか過酷な訓練を経験した」。この日も旺盛なチャレンジ精神で臨み、体力勝負の長丁場を耐え抜き栄冠に輝いた。陸自時代には約40人が参加する連隊コンペや100人規模の師団司令部コンペなどで優勝も経験し、ベストスコアは72。除隊し、3年前に佐賀カントリー倶楽部の会員となり「競技ゴルフに打ち込むようになった」と現在ハンデは9。昨年は初めて九州アマの1次予選を突破し、今後は「九州アマ決勝進出が目標」。レンジャー部隊で鍛えた不屈の挑戦心で次の標的を狙っている。

 女子は平栄子(64=福岡市)がネット145・0で優勝した。

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2020年2月1日のニュース