松山 過去2勝の得意舞台で6差13位発進「悪いスタートではなかった」

[ 2020年2月1日 05:30 ]

米男子ゴルフツアー フェニックス・オープン第1日 ( 2020年1月30日    アリゾナ州 TPCスコッツデール=7261ヤード、パー71 )

第1ラウンド、10番でティーショットを放つ松山英樹
Photo By 共同

 大会過去2勝の松山英樹(27=LEXUS)は6バーディー、1ダブルボギーの67で回り、13位と上々の滑り出しとなった。首位とは6打差。小平智(30=Admiral)は73で98位と出遅れた。首位は61をマークしたウィンダム・クラーク(26=米国)。大会は日没までに1選手が競技を終えられず、31日は第1ラウンドの残りと第2ラウンドを行った。

 インから出ると、2ホール目の11番で1打目を右に曲げていきなりのダブルボギー。だが、松山がスコアを落としたのはこのホールだけ。その後6バーディーを奪い、13位で初日を終えた。

 「悪いスタートではなかったので、良かったなと思います」
 朝の練習場でトラブルに見舞われた。今年に入って使っていた1Wからカラカラという異音が発生。「今年になって一回も使っていなかった」というテーラーメイド・M5ツアーを数球打ち、急きょ試合に臨んだ。だが、さすがの対応力。ダブルボギーこそ先行したが、「途中良かった」と要所でフェアウエーを捉えてバーディーにつなげた。

 首位とは6打差。調子自体は「最悪は脱したが、いつどっちに転ぶか分からない」状態だと言う。ホールアウト後は下半身の動きを中心にスイングチェックを行うなど、調整に余念がなかった。「まだまだ良くなる雰囲気はあると思うので、しっかり対応するように頑張りたい」。16年から2連覇した得意な大会で、3季ぶり6勝目を狙う。

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2020年2月1日のニュース