リーチ、仏移籍の松島へエール「周りにも夢を与える」 自身は「しばらく日本で」

[ 2020年2月1日 16:35 ]

<三菱重工相模原・東芝>突進する東芝・リーチ(中央)(撮影・吉田 剛)
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 ラグビーW杯日本代表主将のリーチ・マイケル(31=東芝)が、フランス1部クレルモン・オーヴェルニュへの移籍が決まった同代表WTB松島幸太朗(26=サントリー)へエールを送った。1日にニッパツ三ツ沢球技場で行われたトップリーグ第4節の三菱重工相模原戦に45―26で逆転勝ちし、開幕からの連勝を4試合に伸ばした後に取材対応。「W杯中にそういう話もしていた。若い選手が海外へ行って活躍すると、周りの人たちにも夢を与える。凄くいいことだと思う」と話し、「(日本代表での)W杯の活躍で海外のチームが日本の選手を取ろうとしている」と分析した。一方、かつてスーパーラグビーのチーフス(ニュージーランド)でもプレーした自身については「海外?ないです。そこまで考えてない。今はトップリーグもスーパーラグビーを超えるんじゃないかというぐらいレベルアップしている。しばらく日本で頑張っていきたい」と明かした。

 自身は開幕から4試合続けてフル出場。W杯後から肉を口にせず魚中心の食生活に切り替えており、「肉を食べると、ご飯も食べてしまうから。今は魚に絞って3カ月になっているけど、凄く気持ちいいし、財布にもやさしい(笑い)」と説明した。毎日、昼食と夕食が魚だそうで「鮭とサバが一番おいしい」。肉を食べたくならないか、と問われると「相当腹が減っている時に周りが肉を食っていると食べたくなるけど、我慢してます。1回我慢すればずっと我慢できる」とコメントした。

 チームは三菱重工相模原の果敢なアタックに後手を踏みながら、スクラムで圧倒するなどセットプレーでプレッシャーを与え、今季から取り組むランニングラグビーで7トライを奪い、ボーナスポイント付きの勝利。「自分のプレーはよかったところはないけど、今日の勝ちはよかった」と振り返り、次節のパナソニック戦(15日、熊谷)へ「相手どうこうより、東芝らしいラグビーをしないと」と表情を引き締めた。

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2020年2月1日のニュース