ティエム、熱戦制し決勝へ “王様”ジョコとの対戦に「全てを出し切るだけ」

[ 2020年2月1日 05:30 ]

テニス 全豪オープン第12日 ( 2020年1月31日    メルボルンパーク )

A・ズベレフを破り決勝へ進んだティエム(AP)
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 31日の男子シングルス準決勝で第5シードのドミニク・ティエム(オーストリア)が第7シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)を下し、オーストリア勢で男女を通じて初の決勝進出を決めた。ティエムは2日の決勝で第2シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。

 全仏オープンで2度準優勝の実績がある26歳のティエムが、4大大会で初めて4強入りした22歳のA・ズベレフに経験の差を見せつけた。ナダル(スペイン)との準々決勝に続き、タイブレークを全てものにする勝負強さを発揮し、3時間42分の熱戦で逆転勝ち。「本当にタフだった。どちらが勝ってもおかしくなかった」と振り返った。全豪オープンで最多7度の優勝を誇るジョコビッチに挑む決勝に向け「彼は全豪の王様。全てを出し切るだけ」と誓った。

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2020年2月1日のニュース