八村がNBA球宴ウイークに登場 若手同士のライジング・スターズで世界選抜の一員に!

[ 2020年2月1日 10:27 ]

NBAライジング・スターズのチーム・ワールドに選出されたウィザーズの八村(AP)
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 NBAは1月31日、オールスターゲーム(2月16日=シカゴ)を含めたNBAの“球宴ウイーク”で主要イベントのひとつになっている「ライジング・スターズ(14日)」のチーム・ワールド(世界選抜=10人)に、ウィザーズのフォワード、八村塁(21)を選出した。

 このイベントは1994年に「ルーキー・チャレンジ」として誕生。2000年から1年目と2年目の選手の試合となり、2015年から1年目と2年目の選手を対象にして米国以外の選手で構成されるチーム・ワールドと、米国籍の選手のチームUSAとの試合となっていた。

 八村は「鼠径部の挫傷」で22試合連続で欠場しているが、1日(日本時間2日)のネッツ戦で戦列に復帰する見込み。チーム・ワールドにはウィザーズでチームメートのモーリッツ・ワグナー(22=ドイツ)のほか、ゴンザガ大時代にチームメートだったグリズリーズのブランドン・クラーク(23=カナダ)も選ばれており、14日の試合では久々にコート上で大学時代の同僚と“合体”することになりそうだ。

 今年のチーム・ワールドに出場する選手の国籍は日本以外に、カナダ(4人)、バハマ、スロベニア、ウクライナ、ナイジェリア、ドイツ(各1人)。カナダ出身のシェイ・ギルジャスアレクザンダー(21=サンダー)とニッケル・アレクザンダーウォーカー(21=ペリカンズ)は従兄弟関係にあり、スロベニア出身のルカ・ドンチッチ(20=マーベリクス)と、チームUSAのトレイ・ヤング(21=ホークス)はオールスターゲームでは先発選手に選出されている。

 なおチームUSAに選出されたウェンデル・カーターJr(20=ブルズ)は1月6日に足首を捻挫してプレーができないため、その代替選手として今季のドラフトで全体トップで指名されたザイオン・ウィリアムソン(19=ペリカンズ)が追加された。ライジング・スターズに出場する選手は以下の通り。

 <チーム・ワールド>

☆ルカ・ドンチッチ(20=スロベニア、マーベリクス、G、19年5番目)
ニッケル・アレクザンダーウォーカー(21=カナダ、ペリカンズ、G、19年17番目)
シェイ・ギルジャスアレクザンダー(21=カナダ、サンダー、G、18年11番目)
ジョシュ・オコーギー(21=ナイジェリア、ティンバーウルブス、G、18年20番目)
スビアトスラフ・ミカイラク(22=ウクライナ、ピストンズ、G、18年47番目)
R・J・バレット(19=カナダ、G、ニックス、19年3番目)
八村塁(21=日本、ウィザーズ、F、19年9番目)
ブランドン・クラーク(23=カナダ、グリズリーズ、F、19年23番目)
モーリッツ・ワグナー(22=ドイツ、ウィザーズ、F、18年25番目)
ディアンドレ・エイトン(21=バハマ、サンズ、C、18年1番目)

 <チームUSA>

☆トレイ・ヤング(21=ホークス、G、18年5番目)
ジャー・モラント(20=グリズリーズ、G、19年2番目)
タイラー・ヒーロ(20=ヒート、G、19年13番目)
ケンドリック・ナン(24=ヒート、G、18年ドラフト外)
ディボンテ・グラハム(24=ホーネッツ、G、18年34番目)
マイルズ・ブリッジズ(21=ホーネッツ、F、18年12番目)
P・J・ワシントン(21=ホーネッツ、F、19年12番目)
ジャーレン・ジャクソンJr(20=グリズリーズ、F、18年4番目)
エリック・パスカル(23=ウォリアーズ、F、19年41番目)
ザイオン・ウィリアムソン(19=べリカンズ、F、19年1番目)
ウェンデル・カーターJr(20=ブルズ、C、18年7番目)

 *カッコ内は年齢、国籍、所属チーム、ポジション、ドラフト指名年度と全体順位、☆はオールスターゲームの先発選手

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2020年2月1日のニュース