クレー射撃・中山、通天閣節分福豆まきで“赤井英和乱入”に「大阪の洗礼受けた」

[ 2020年2月1日 05:30 ]

通天閣節分福豆まきに出演した射撃・中山由起枝(左端)は赤井英和(中央)の飛び入り参加に驚きの表情
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 クレー射撃の中山由起枝(40=日立建機)が1月31日、大阪市内の通天閣で節分福豆まきに参加した。女子トラップと混合の2種目で代表を決めているスナイパーは、今夏の東京が、夏季大会日本女子最多の柔道・谷亮子に並ぶ5度目の五輪出場になる。集大成の舞台へ、幸運の神様「ビリケンさん」で運気を高めた。

 
 縁起行事を終えた中山がえびす顔で喜んだ。幸運の神様「ビリケンさん」のお膝元の通天閣で、福は内と願う「節分の豆まき」をするとなれば、これ以上ない運気の高まりを得られる。「集大成」と位置付ける5度目の五輪へ、声が弾んだ。

 「この縁起を担いで、メダル獲得に向けて頑張りたいと強く思った。新年からいい機会をもらえた。他のことを断っても、これは絶対に来ようと思っていた。験担ぎをしたいと、強く思いました」

 いきなりのご利益か。近所の串カツ店で上機嫌になっていた元プロボクサーでタレントの赤井英和が、飛び入り参加する珍事があった。「大阪の洗礼を受けました」の一言が報道陣の笑いを誘う。メンタルが9割といわれるクレー射撃の第一人者とあって、多少のことでは動じないところはさすがだった。

 00年シドニー五輪に初出場し、08年北京のトラップで4位に入った。12年ロンドン、16年リオデジャネイロを入れた4大会にこれまで出場。一人娘の芽生(めい)さんを育てながら戦ってきたことで注目と尊敬を集めた。

 昨年11月のアジア選手権で3位に入り、夏季五輪の日本人女子としては柔道・谷亮子と並ぶ最多の5度目の五輪代表を決めた。過去4回と違うのは、最愛の娘が4月の大学進学を機に家を出て「別々の生活になる」ということ。寂しさを浮かべつつ「始めは戸惑うと思うけど、五輪は応援に来てくれる。2人は変わらない」と一緒に戦う決意を見せた。ママさんアスリートの星は、家族のために、東京で輝く。
 
 ◆中山 由起枝(なかやま・ゆきえ) 1979年(昭54)3月7日生まれ、栃木県小山市出身の40歳。中、高はソフトボール部で捕手。埼玉栄高から日立建機に入社し、クレー射撃へ転向。約1年のイタリア留学を経て、競技歴わずか1年11カ月でシドニー五輪に出場した。シングルマザーとして子育てと射撃を両立。13年世界選手権の女子トラップで銀メダル獲得。茨城県結城市が拠点。1メートル61、55キロ。

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