喜友名 師範からの“五輪満点”指令に「歴史をつくりたい気持ちはある」

[ 2020年2月1日 05:30 ]

形を演武する喜友名諒
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 空手の形男子で東京五輪代表に内定している喜友名諒(29=劉衛流龍鳳会)が31日、沖縄県那覇市の同会本部道場で稽古を公開し、佐久本嗣男師範(72)から「30点満点での金メダル」指令を受けた。

 先月末のパリの国際大会決勝では28・68点の高得点をマーク。7人いる審判の1人が10点満点を出し、本人も「今まで付けてもらってなかった。評価された」と達成感を口にしたが、同師範は「最高得点を一緒に取りたい。東京五輪で30点を取り、これが空手だと見せたい」と飽き足らなかった。沖縄は五輪個人競技の金メダリスト空白県でもあり、喜友名も「歴史をつくりたい気持ちはある。佐久本先生の稽古についていき、五輪で最高の演武をしたい」と誓った。

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2020年2月1日のニュース