厚底シューズ、東京五輪OK キプチョゲ2時間切りの“超厚底”は禁止

[ 2020年2月1日 05:30 ]

全国男子駅伝で多くの選手が履いていた話題の厚底シュース
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 男女マラソンの世界新など好記録が相次ぎ、規制される可能性が取り沙汰されていた米スポーツ用品大手ナイキの厚底シューズ「ヴェイパーフライ」シリーズについて、世界陸上競技連盟(世界陸連)は31日、既に販売されているものについては使用可能との見解を示した。東京五輪での使用も可能となるが、昨年10月にキプチョゲ(ケニア)が非公認ながら1時間59分40秒をマークしたときに履いていた試作品は禁止対象となる。

 世界陸連の発表によると4月30日以降、試合の4カ月前から購入できることが条件で、ソールの厚さは4センチ以内。複数のプレートは使用できないなどとしている。キプチョゲが非公式レースで履いていた試作品には、カーボンプレートが複数枚入っていた。

 「厚底シューズ」を巡っては1月15日、世界陸連の新規則によって禁止されることになると複数の英紙一斉に報じた。日本トップ選手の中にも使用者は多く、男子日本記録保持者の大迫傑(28=ナイキ)や女子五輪代表の鈴木亜由子(28=日本郵政グループ)も着用。大迫は自身のツイッターで「どっちでも良いからさっさと決めてくれーい!」と訴えていた。

 東京五輪マラソン男女代表最後の1枠を争う東京マラソン、びわ湖毎日や名古屋ウィメンズ(いずれも3月)は設定記録突破が代表入りの条件。厚底シューズを履いて好記録を狙う選手にとっては、禁止時期により東京五輪代表選考に不公平感が生じる可能性もあった。昨冬から、18年ジャカルタ・アジア大会金メダリストの井上大仁(27=MHPS)が厚底シューズに変更していた。

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