ウィザーズ八村は背番「8」継続へ　コービー氏追悼で返上選手が続出

ウィザーズの八村（AP）
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　NBAウィザーズの八村塁（21）が背番号8を継続する方針を固めた。ヘリコプター事故で亡くなった元スター選手のコービー・ブライアント氏に敬意を表し、現役時代の前半に着用していた背番号8を返上する選手が続出。チームと正式契約を締結している18人中半数近くが変更届を提出し、NBA側は全て受理している。八村は変更届を提出しておらず、1月31日（日本時間2月1日）に関係者が「現時点で八村は背番号8を継続する予定」と明かした。

　八村にっとて自身の名字の一部でもある愛着のあるナンバー。全国選手権3連覇した明成高時代にも付け、日本代表として出場した昨夏のW杯でも背負った。ブライアント氏にはゴンザガ大時代に対面したことがあり「彼はただのバスケットボール選手ではなくそれ以上の存在」と憧れている。敬意の示し方は人それぞれで、8番を付けマンバ・メンタリティを体現することが恩返しとなる。鼠径部を痛めて戦列を離れているが、既に全体練習に合流しており「徐々に準備はできている。できるだけ早く戻ってきたい」と早期復帰に意欲。早ければ1日（同2日）のネッツ戦で実戦復帰する見通しだ。