NBAホークスのパーソンズが選手生命の危機と直面 酒気帯び運転の車に追突されて重傷

[ 2020年1月21日 07:35 ]

自動車事故で重傷を負ったホークスのパーソンズ(AP)
Photo By AP

 NBAホークスのフォワード、チャンドラー・パーソンズ(31)が自動車事故に巻き込まれ、選手生命を脅かす重傷を負っていたことが20日に明らかになった。

 同選手の弁護士が公表したもので不幸な事故は15日に発生。パーソンズはジョージア州アトランタ市内で行われた練習を終えて帰る途中だったが、そのとき酒気帯び運転を認めた男性の車に追突された。

 この事故でパーソンズは脳振とうとむち打ち状態に陥り、脊椎を損傷。弁護士側は「重傷で、生涯引きずるケガ」としており、事故を引き起こした男性に対しては「パーソンズの選手生命が絶たれた場合にはその責任がある」という見解を示した。

 パーソンズは206センチ、104キロのフォワード。フロリダ大から2011年のドラフト2巡目(全体38番目)にロケッツに指名されてNBAに入り、2013年シーズンからマーベリクス時代を含めて4季連続で平均で2ケタ得点を記録した。シュート力にも定評があり、3点シュートのシーズン成功率で40%以上を2回マーク。昨季まではマーベリクスに在籍していたが、今季からはホークスに移籍していた。

 ただし故障がちでグリズリーズ時代の3シーズンで出場したのは95試合。ホークスでの出場も今季5試合にとどまっていた。今季の年俸は2510万ドル(約27億6000万円)で契約の最終年。その去就が注目されていた矢先に重傷を負ってしまった。

続きを表示

この記事のフォト

2020年1月21日のニュース