西岡、格上撃破で4年連続初戦突破 4大大会初の3回戦進出へ自信

[ 2020年1月21日 05:30 ]

テニス全豪オープン第1日   男子シングルス1回戦 ( 2020年1月20日    オーストラリア・メルボルンパーク )

西岡良仁(AP)
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 男子シングルス1回戦で世界71位の西岡良仁(24=ミキハウス)が格上の世界40位のラスロ・ジェレ(24=セルビア)を破り、4年連続で初戦を突破した。練習していたコートに比べて球足が速かった影響もあり、相手のサーブ、バックハンドに苦戦。それでも第4セットのタイブレークで1―1から6連続得点するなど勝負強さを発揮し「タイトな試合だったが、大事な場面でブレークポイントをしのげたのが大きかった」とうなずいた。今月上旬のATPカップではビッグ3の一角ナダル(スペイン)に善戦。ミスの少ないプレーに力強さが加わり、一皮むけた姿を印象付けた。

 今季の最大の目標は東京五輪。出場権は全仏オープン後の6月8日の世界ランキングで決まるため、1つでも順位を上げておく必要がある。シングルスの出場枠は64だが各国最大4人の規定や推薦枠、辞退者も想定され、当確ラインは定まっていない。2回戦は第30シードのエバンズ(英国)と対戦。「日本ではオリンピアンになることが成功の証。エバンズには一度も負けたことがない。倒します」と4大大会初の3回戦進出を誓った。

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