無念、無言…高安、6敗目喫し1場所での大関復帰絶たれる 八角理事長「気力が尽きた感じ」

[ 2020年1月21日 05:30 ]

大相撲初場所9日目 ( 2020年1月20日    両国国技館 )

宝富士(右)に押し出しで敗れる高安(撮影・久冨木 修) 
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 関脇・高安は1場所での大関復帰を逃した。立ち合いで左を差したものの、宝富士に右上手を許してから攻め手を欠いて敗れた。大関復帰には10勝がノルマだったが早くも6敗目を喫して復帰の道が絶たれ、支度部屋では終始無言だった。

 平幕に完敗した一番について、八角理事長(元横綱・北勝海)は「気持ちがあるのは分かるが、体がついてこない。気力が尽きた感じ。自分から攻めてない」と酷評。その上で「まずは体を治すこと。稽古を積めば、また気力が湧いてくる。もう一回目指さないといけない」と奮起を促した。

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2020年1月21日のニュース