桃田、2月強化合宿に招集プラン すでに退院  朴HCが本人と会話「状態見ましょう」

[ 2020年1月21日 05:30 ]

取材を受ける朴ヘッドコーチ(左)と中西コーチ(撮影・久冨木 修) 
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 今月13日にマレーシアの首都クアラルンプール近郊でバドミントン男子シングルス世界ランク1位の桃田賢斗(25=NTT東日本)らが巻き込まれた交通事故について20日、日本代表の朴柱奉(パクジュボン)ヘッドコーチ(HC、55)と同男子シングルスの中西洋介コーチ(40)が都内で取材に応じた。

 朴柱奉HCは桃田を2月3日から始まる日本代表の強化合宿(東京・味の素ナショナルトレーニングセンター)に招集する再生プランを示した。精密検査で異常が見られなかった桃田は既に都内の病院を退院。現在は静養中で日本代表、NTT東日本と協議しながら練習復帰の時期を見定めている。同HCは「次の合宿から参加して状態を見ましょう」と桃田と話したことを明かした。

 同合宿の趣旨は2月11日開幕のアジア団体選手権(フィリピン)に向けた調整。桃田は同大会に不出場で、3月中旬の全英オープンでの実戦復帰を目指す見通し。朴柱奉HCは代表選手、スタッフがそろい、充実した施設の整うトレセンで復活を全面サポートしていく意向だ。

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2020年1月21日のニュース