【松岡修造の分析】不調でも笑顔!なおみさんに感じた心の成長

[ 2020年1月21日 07:00 ]

テニス全豪オープン第1日   女子シングルス1回戦 ( 2020年1月20日    オーストラリア・メルボルンパーク )

笑顔の大坂なおみ(AP)
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 なおみさんの心の成長を感じた。開幕日のセンターコートでの第1試合。重圧から硬くなったこともあり、ボールに回転がかかり球が伸びない状況が続いていた。それでも昨年タフな1年を経験したことで、ちょっとしたことでは崩れない精神的な強さがあった。イライラした時もラケットを投げそうになりながら抑え、笑顔をつくって自分を保とうとしていた。苦しい場面でサービスのポイントが多かったが、メンタルサイドが崩れるとサービスは入らないものだ。

 1回戦の出来は6~7割ぐらいで、これからどんどん上がるはず。昨年女王として、2週間を通しての勝ち方を知っているからこそのプレーを見せてくれると思う。データを駆使する新コーチとの関係がはまるかは、まだ分からない。数字の情報の多さが、感性でプレーするなおみさんに全てプラスに働くとは限らない。コーチがなおみさんの性格を知った上で、どういうアドバイスをできるかがポイントになる。

 ポテンシャルは出場選手の中で断然の1位。なおみさんが本来のテニスをできれば、勝てない選手は一人もいないと思う。優勝予想で誰かにマルをつけなさいと言われれば、僕は大坂なおみにマルをする。優勝に最も近い存在であることは間違いない。(スポーツキャスター)

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