大坂なおみ　女王として臨む全豪オープン「徐々に調子を上げていけばいい」

テニス全豪オープン第1日   女子シングルス1回戦 （ 2020年1月20日    オーストラリア・メルボルンパーク ）

大坂なおみ（AP）
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　女子シングルス1回戦で世界ランキング4位の大坂なおみ（22＝日清食品）が、世界59位のマリエ・ブズコバ（21＝チェコ）に6―2、6―4でストレート勝ちし、5年連続で初戦を突破した。12、13年のビクトリア・アザレンカ（ベラルーシ）以来となる史上9人目の大会連覇へ向けて好発進した。2回戦では世界42位の鄭賽賽（テイサイサイ）（25＝中国）と対戦する。

　【大坂に聞く】
　――前回女王として全豪オープンに戻ってきた感覚は？
　「少し奇妙な感じはしたけど、とても幸せだった。いい緊張感で試合に入ることができた」

　――ブズコバとは初対戦だった。
　「タフな相手だった。4大大会の初戦は他の試合とはまったく違うので、緊張した。まずは1週目をしっかり戦いたい」

　――昨年の全米オープンも前回女王として戦った。そこで学んだことは？
　「1回戦から完璧に戦う必要はないことを理解した。徐々に調子を上げていけばいい。それを学べたことが大きい」

　――オーストラリアの森林火災の被災者支援については。
　「今日はミスが多かったし（主催者がサービスエースの数に応じて寄付することを決めているが）ミス1本につき150ドル寄付するべきかも。私にも何ができるか考えている」