中部大春日丘に厚い8強の壁 必死の攻めも及ばず 宮地監督「簡単じゃない」

[ 2020年1月1日 16:53 ]

第99回全国高校ラグビー第4日・3回戦   中部大春日丘15―19常翔学園 ( 2020年1月1日    東大阪市・花園ラグビー場 )

<常翔学園・中部大春日丘>4点差で敗れた中部大春日丘フィフティーン(撮影・成瀬 徹)
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 日本代表のNO・8の姫野和樹(トヨタ自動車)の母校、中部大春日丘(愛知)は6度目の挑戦で初のベスト8進出を狙ったが、常翔学園(大阪第2)に惜しくも敗れた。

 前半13分にSO堀日向太(2年)のPGで3点を先制。その後逆転されて折り返す。力強いFWを武器に、何度も攻め込んだ後半。8分にプロップ平沼泰成(3年)、19分には左ロックの本郷正人(2年)のトライで4点差まで迫る。終了間際も攻め続けたが、粘り続けた相手の防御網を崩せずノーサイドとなった。

 宮地真監督は「(常翔学園の)FWの最後の圧力ね。ベスト8に行くのはああいうところが壁かな。簡単じゃないね」と唇をかんだ。

 新チームはこの日スタメンだった1、2年生7人が残る。指揮官は「あきらめませんよ絶対に。7回目のチャレンジといきます。ベスト8とは言わず、その上を目指します」と前を向いた。

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2020年1月1日のニュース