石見智翠館 またまた8強の壁 一時逆転も踏ん張れず 安藤監督「チャンスあった…」

[ 2020年1月1日 14:21 ]

第99回全国高校ラグビー第4日・3回戦   石見智翠館15―24京都成章 ( 2020年1月1日    東大阪市・花園ラグビー場 )

<京都成章・石見智翠館>前半、トライを決めて喜ぶ石見智翠館・高島(右から3人目)(撮影・大森 寛明)
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 ノーシードの石見智翠館(島根)がAシードの京都成章(京都)を最後まで苦しめたが敗戦。3大会連続で8強の壁に阻まれた。

 前半6分に先制のトライを許したが、その後は低く粘り強いタックルを何度も京都成章にお見舞い。前半24分にSH高島大輝(2年)のトライで1本返し、5―7で前半を折り返した。

 後半2分には自陣ゴール前で相手ボールをインターセプトし、CTB恒藤嵐士(3年)が独走トライで12―7と逆転。最後は再逆転を許したが、60分間戦い抜いた。安藤哲治監督は「勝てるチャンスがあっただけに、勝てなかったことが悔しい」と肩を落とした。

 現チーム発足当初を安藤監督は「めちゃくちゃ弱かったんで」と振り返る。それでも3年生30人を中心に、みんなでまとまる姿勢が強く、少しずつ力をつけてきた。「全員が役割をもってやってくれた。本当にいいチームになったと思う。めちゃくちゃ悔しいけど、成長を見れたのはうれしかった」と話した。

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2020年1月1日のニュース