競歩代表の鈴木雄介「いいスタートが切れた」五輪イヤー大会新Vで発進

[ 2020年1月1日 11:54 ]

陸上・元旦競歩 ( 2020年1月1日    神宮外苑絵画館周回コース )

元旦競歩を大会新記録で制した鈴木雄介
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 陸上男子50キロ競歩で東京五輪代表の鈴木雄介(富士通)が、五輪イヤーの「歩き始め」を飾った。

 20キロに出場し、自身が持つ1時間16分36秒の世界記録には及ばなかったが、1時間20分1秒の大会新記録で優勝した。昨秋の世界選手権金メダル以降、休養して昨年12月に本格的な練習を再開。「1カ月しか練習してなくて今回の結果、タイムは良かった。気持ちよく歩けたので、いいスタートが切れた」と手応えを口にした。

 今後は2月の日本選手権(20キロ)、3月の全日本能美大会(20キロ)に出場。五輪本番までは50キロには出場しない。「20キロで力を蓄えて50キロにポンと出た方がいい結果が望める」と意図を説明した。

 競歩の開催地が東京から札幌に変更になっても、最強ウオーカーには関係ない。「東京だろうが札幌だろうが強ければ勝てる」。国立競技場が視界に入るコースで行われた元旦競歩から始まった20年。「表彰式で国立に足を踏み入れたい」と夢舞台での活躍を思い描いた。

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2020年1月1日のニュース