御所実 3大会ぶり8強、花園初Vへ次戦は東海大大阪仰星 指揮官「自分のラグビーを」

[ 2020年1月1日 17:31 ]

第99回全国高校ラグビー第4日・3回戦   御所実65―3光泉 ( 2020年1月1日    東大阪市・花園ラグビー場 )

<御所実・光泉>前半、ハンドオフで前進する御所実・稲葉(撮影・大森 寛明)
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 花園初優勝を目指すAシードの御所実(奈良)がノーシードから勝ち上がってきた光泉(滋賀)を攻守に圧倒し、3大会ぶり7度目の準々決勝進出を決めた。

 選手層の厚さには自信がある。初戦(2回戦)から2試合で登録30選手中28人がピッチに立った。この日も後半から出場したリザーブのCTB高山瑛介(2年)、WTB黒木潮音(3年)がトライを奪い、存在感を示した。

 「リザーブ陣を信頼して出しました。これで一番調子のいい子を出せます」と竹田寛行監督(59)。大会中にチーム全体の底上げを図るとともに、トーナメント序盤での体力の消耗を最小限に抑えられたことも大きな成果となった。

 3日の準々決勝は5度の花園優勝を誇るBシードの強豪、東海大大阪仰星(大阪第3)。「ウチは自分たちのラグビーをいかに出せるかで勝負してます。相手は関係ない」とこの日2トライを挙げたプロップ島田彪雅(3年)。過去準優勝が3度。悲願の初優勝へここも通過点。チーム一体となった伝統のドライビングモールでライバルを押し切る。

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2020年1月1日のニュース