王者ラプターズが故障者続出の中で好調レイカーズを撃破 シアカム24得点

[ 2019年11月11日 15:15 ]

大詰めで速攻からダンクを決めたラプターズのシアカム(AP)
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 NBAは10日に各地で8試合を行い、昨季のファイナルを制して初めて王者となったラプターズは、敵地ロサンゼルスで7連勝中だったレイカーズを113―104(前半52―60)で下して7勝2敗。ファイナルでMVPとなったカワイ・レナード(28)はクリッパーズに移籍し、ガードのカイル・ラウリー(33)が左手の親指を骨折、フォワードのサージ・イバカ(30)は右足首を痛めてともに戦列を離脱してしまったが、新・大黒柱となったパスカル・シアカム(25)が42分出場して24得点、11リバウンド、4アシスト、3ブロックショットを稼いでチームの3連勝に貢献した。

 ガードのフレッド・バンブリート(25)は4本の3点シュートなどで23得点をマーク。マイナーのGリーグで昨季のMVPとなり、最優秀守備選手にも選出されたフォワードのクリス・ブーシェイ(26)も、24分のプレータイムで15得点と3ブロックショット、2スティールを記録するなど、主力選手の故障離脱を忘れさせる強さを後半に発揮した。

 レイカーズもラプターズ同様に7勝2敗。第2Q終盤で一時10点をリードしながら逆転負けを喫した。レブロン・ジェームズ(34)は13得点、13リバウンド、15アシストで今季4回目(通算85回目)のトリプルダブルを達成。アンソニー・デービス(26)は27得点と8リバウンド、4ブロックショットを稼いだが、ホームでは今季5戦目で初黒星を喫した。

 ティンバーウルブスを延長の末に下したナゲッツは4連勝。ホークスを延長で振り切ったトレイルブレイザーズは連敗を4で阻止している。

 <10日の結果>

ナゲッツ(7勝2敗)100―98(延長)*ティンバーウルブス(5勝4敗)
ペイサーズ(6勝4敗)109―102*マジック(3勝7敗)
*76ers(6勝3敗)114―106ホーネッツ(4勝6敗)
バックス(7勝2敗)121―119*サンダー(4勝6敗)
キャバリアーズ(4勝6敗)108―87*ニックス(2勝8敗)
*サンズ(6勝3敗)138―112ネッツ(4勝5敗)
*トレイルブレイザーズ(4勝6敗)124―113(延長)ホークス(3勝6敗)
ラプターズ(7勝2敗)113―104*レイカーズ(7勝2敗)

 *はホームチーム

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