鶴竜、突然の休場 朝稽古後「腰椎すべり症再発」初日不戦敗は自身2度目

[ 2019年11月11日 05:30 ]

大相撲九州場所 初日 ( 2019年11月10日    福岡国際センター )

鶴竜は、休場する(撮影・中村達也)
Photo By スポニチ

 東横綱・鶴竜(34=陸奥部屋)が「腰椎すべり症再発で14日間程度の安静療養が必要」との診断書を提出して休場した。休場は2場所連続14度目。横綱が初日に不戦敗となるのは、1場所15日制が定着した1949年夏場所以降で、54年夏場所の吉葉山、2015年春場所の鶴竜に次いで3例目となった。

 師匠の陸奥親方(元大関・霧島)によると、この日朝に稽古場で四股を踏んだが、その後、腰が痛くなったという。9月に井筒親方(元関脇・逆鉾)が亡くなり、秋場所後に陸奥部屋に移籍。場所前は時津風部屋への出稽古などで精力的に稽古を積んでいたが、不安を抱えていた腰痛が急きょ再発した。既に発表されていた2日目の取組は「割り返し」で再編された。

続きを表示

2019年11月11日のニュース