SH田中 決勝は「南アに勝ってほしいと思うけど…」23年W杯は日本に「ベスト4に行ってもらいたい」

[ 2019年10月29日 21:28 ]

ローレウスのイベントに参加した(左から)ブライアン・ハバナ氏、スカルク・ブリッツ、田中史朗、ショーン・フィッツパトリック氏、箕内拓郎氏(撮影・中出健太郎)
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 ラグビーW杯で日本代表の史上初のベスト8入りに貢献したSH田中史朗(キヤノン)が29日夜、都内で開かれた社会貢献活動団体「ローレウス」のイベントに出席した。

 他の出席者はローレウス・スポーツ・アカデミーのチェアマンを務める元ニュージーランド代表主将のショーン・フィッツパトリック氏、07年W杯優勝メンバーの元南アフリカ代表WTBブライアン・ハバナ氏、11月2日の決勝(日産ス)に進出した南ア代表のスカルク・ブリッツ、元日本代表主将の箕内拓郎氏という豪華メンバー。今大会が日本に与えた影響について「野球やサッカーが好きだと言っていた子どもたちが“僕、ラグビーやっていい?”と言える環境になった。スポーツをやる楽しさを、ラグビーを通じて分かってもらえたのかと思った」と感慨深げに話した。

 イングランドと南アフリカが激突する決勝の予想を聞かれると「南アフリカの選手(ブリッツ)がいるので…」と苦笑しながらも、「南アに勝ってほしいと思うけど、準決勝の感じからするとイングランドが力を持っているのかなと。お互い地力があるので難しい。競った戦いになると思う」と答えた。また、フランスで開催される23年W杯の日本代表の展望を問われ、「ベスト4に行ってもらいたいし、次は海外(開催のW杯)なので、海外のファンに認められるプレーを全員ができれば」と期待した。

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2019年10月29日のニュース