テコンドー協会 金原会長含め理事総辞職 会長が再任されない可能性「当然、ありうる」

[ 2019年10月29日 05:30 ]

報道陣の質問に答える金原会長(撮影・大塚 徹)                                                                                              
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 強化方針を巡ってトップ選手と対立し、混乱が続く全日本テコンドー協会が28日、都内で臨時理事会を開き、金原昇会長が提案した自身を含む理事の総辞職が決議された。組織運営に対する検証や新理事を選任する外部有識者の検証委員会が立ち上げられ、理事会後に金原会長らにヒアリング。同会長は「これからの協会がより良くなるように、根本的な話をした。今日(28日)がスタートライン」とし、今後もヒアリングを重ねていく。

 検証委の境田正樹弁護士は「短期間で調査をして、1カ月以内に結論を出したい。中立、公正に調査をする」と説明。新理事の提案までスピーディーに進め、決定機関の総会に諮る。現理事再任の可能性も残るが、検証委の調査結果や新理事候補に関し「どんな結果でも受け入れるのか?」と問われた金原会長は、「当然です!」と語気を強めた。自身が再任されず退任する可能性にも触れ、「それは当然、ありうるでしょう」と話した。

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2019年10月29日のニュース