東京五輪ボクシング判定透明化へ IOC主導で新システム導入検討

[ 2019年10月29日 05:30 ]

 東京五輪のボクシングで判定の透明化に向け、国際オリンピック委員会(IOC)主導で新システムの導入を検討していることが28日、分かった。

 審判が「有効」と判断したパンチを瞬時に表示する機器を用いたシステムを、29日から五輪会場の東京・両国国技館で開催するテスト大会で試験運用する。ボクシングは16年リオ五輪でも不正判定が取り沙汰された。さらに国際ボクシング協会(AIBA)の組織運営が問題視され一時は東京五輪での除外危機にあったが、今年5月に存続が決まった。

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2019年10月29日のニュース