サニブラウン 世界陸上の個人種目は100メートルに専念 リレーで金狙う

[ 2019年9月7日 13:44 ]

サニブラウン・ハキーム
Photo By スポニチ

 陸上の世界選手権(27日開幕、ドーハ)に出場する男子100メートル日本記録保持者のサニブラウン・ハキーム(20=フロリダ大)が同大会で個人種目を100メートルに専念することが7日、分かった。

 土江寛裕五輪強化コーチが明らかにした。土江コーチによると、フロリダ大の指導陣と相談した上で200メートルを回避することを決定したという。土江コーチは「100メートルだけにすることで、バトン練習の時間も作ることができるし、体への負担も考慮した」と説明。前回のロンドン大会でサニブラウンは100、200メートルに出場したことで疲労が蓄積し、最終的にはリレーは欠場していた。200メートルを回避して体力を温存するとともに、バトン練習の時間を確保して史上初の金メダルを狙う。

 サニブラウンは6月の日本選手権で100メートルと200メートルの2冠に輝き、両種目の代表に決定。日本歴代2位の20秒08の記録を持つ200メートルでは、2大会連続の決勝進出が期待されていた。

続きを表示

2019年9月7日のニュース