日本の111失点はW杯ワースト、渡辺雄太「代表として恥」

[ 2019年9月7日 18:42 ]

バスケットボール男子W杯第8日 ( 2019年9月7日    東莞ほか )

ニュージーランドに敗れ、肩を落とす竹内譲(15)、渡辺(12)、田中(24)、ファジーカス(22)ら
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 順位決定リーグO組で世界ランク48位の日本は、同38位のニュージーランドに81―111で屈した。前身の世界選手権を含めて、日本にとって111点はW杯30試合目でワースト。スーパーエースの八村塁(21=ウィザーズ)と司令塔の篠山竜青(31=川崎)を欠き、歴史的な大敗を喫した。

 主将の渡辺雄太(24=グリズリーズ)は、「日本代表として恥だと思う。代表合宿をやってきて、落ちたメンバーもいる中で、絶対にやっちゃいけない試合だった」と言葉を絞り出した。試合終盤はニュージーランド選手が手を抜いていたことも肌で感じ、「相手も遊んでいた」と険しい表情で振り返った。

 9日のモンテネグロ戦が、日本にとって今大会の最終戦となる。ここまで4戦全敗。試合のたびに「切り替えてやっていきたい」と話していた渡辺は、「いつも言っているんで説得力がないかもしれないけど、切り替えてやっていきたい。このままでは日本に帰れない」と話した。

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