米国が宿敵ギリシャに16点差で勝利 通算47連勝 アデトクンボは奮闘およばず

[ 2019年9月7日 23:19 ]

ギリシャのアデトクンボに密着マークする米国のバーンズ(AP)
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 男子バスケットボールのW杯で大会3連覇を狙う米国は7日、広東省深センで2次予選(K組)の初戦に望み、2006年大会(旧世界選手権)の準決勝で95―101で敗れているギリシャと対戦。69―53(19―17、19―8、16―12、15―16)で退けて、13年前の雪辱を果たした。

 米国はそのギリシャ戦での敗北以後、五輪とW杯の世界主要大会では通算47連勝。今大会ではチェコ、トルコ、日本戦を含めて4戦全勝となった。

 ギリシャ戦ではセルティクスのケンバ・ウォーカー(29)が15得点、ジャズのドノバン・ミッチェル(23)が10得点をマークしたが、チームの3点シュートの成功は30本放ってわずか7本。成功率は23・3%にまで落ち込んでおり、今後の試合に不安材料を残した。

 ギリシャは1次予選から通算で2勝2敗。NBAで昨季のMVPに輝いたバックスのヤニス・アデトクンボ(24)は27分出場して15得点、13リバウンドを挙げて奮闘したが、シュートの精度を欠く米国を追い込むことはできなかった。

 2次予選L組ではフランスがリトアニアを78―75(26―24、24―26、15―14、13―21)で下して4戦全勝。L組で同じく4戦全勝となったオーストラリアとともに、最終戦を待たずに決勝トーナメント(ベスト8)進出を決めた。なお準々決勝にはすでにアルゼンチン、ポーランド、セルビア、スペインも4戦全勝で駒を進めており、K組は米国(4勝)、ブラジル(3勝1敗)、チェコ(3勝1敗)、ギリシャ(2勝2敗)の全4チームが最終戦で残り2枠を争うことになった。

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