朝乃山、初めての優勝額贈呈式で闘志新たに

[ 2019年9月7日 12:22 ]

<大相撲 優勝額贈呈式>優勝額の前でポーズをとる夏場所優勝の朝乃山(撮影・郡司 修)
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 あす8日に初日を迎える大相撲秋場所を前に優勝額贈呈式が7日、両国国技館で行われた。夏場所で平幕優勝した西前頭2枚目の朝乃山(25=高砂)は、自身の仁王立ちした姿の写真を眺め「1回じゃなくて何回も優勝したいと思った。ちょっと、よみがえった」と改めて喜びをかみしめた。

 先月31日に左脚に蜂窩(ほうか)織炎を発症し、場所前約1週間の調整に狂いが生じた。点滴治療などを受けながら5日間ほど稽古を休んだが、6日には幕下以下の力士と相撲を取るまでに回復したという。「夏巡業ではちゃんとやってきたつもり。それを信じてやるだけ」と意気込んだ。

 一方、横綱の鶴竜(34=井筒)は慣れた様子だ。場内に飾られる優勝額は32枚で、今回は初優勝した2014年春場所のものが外され、今年名古屋場所の6度目優勝で製作された左手に太刀を持った姿のものと入れ替わる。計5枚が場内に掲げられる状況は同じ。「(本場所へ向けての調整は)マイペースでやることができた。(15日間、自分の相撲を取りきる)気持ちは変わりません。集中し続けることが大事」と活躍を誓った。

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2019年9月7日のニュース