黄金世代また新星!臼井麗香がツアー自己ベスト64で2位浮上「パットがよく決まってくれました」

[ 2019年9月7日 05:30 ]

女子ゴルフツアー ゴルフ5レディース第1日 ( 2019年9月6日    茨城県 GOLF5Cサニーフィールド=6380ヤード、パー72 )

5番、バーディーパットを決めガッツポーズする臼井麗香(撮影・沢田 明徳)
Photo By スポニチ

 黄金世代の臼井麗香(20=ディライトワークス)がボギーなしの1イーグル、6バーディーの自己ベスト64で1打差2位と初優勝へ好スタートを切った。同世代で2週前のCATレディースで初優勝を挙げた浅井咲希(21=小杉CC)が10バーディーを奪っての9アンダー、63で首位発進。渋野日向子(20=RSK山陽放送)不在の大会でも「黄金世代」が存在感を示した。

 臼井が面白いようにバーディーを重ねていった。出だしの10番で8メートル、12番では4メートルを沈めると前半は5バーディーの31。6アンダーで迎えた後半の8番パー4では残り117ヤードからの第2打をPWで直接沈めた。ツアーでは自己ベストの64をマークし「気がついたら(スコアが)上がっていた。パットがよく決まってくれました」と笑みをこぼした。

 2、3日の日本女子オープン最終予選会を通過したが、疲労とストレスで体調を崩した。4日の練習ラウンドと5日のプロアマを欠場。コースは3年前に1度回っているが「全く覚えていない」と、実質ぶっつけ本番だった。だが、キャディーを務めた妹の蘭世(らんぜ)さんのアドバイスもあり、好調のパットからリズムをつくった。

 ファッションにもこだわりを持つ20歳。「みんな同じではつまらないし、ゴルフをしない女性にも注目してもらいたい」と、白黒のストライプ柄のスカートに、頭には大きな白いリボンでギャラリーにアピールした。渋野の海外メジャー制覇が呼び水となり、2週前の浅井ら同世代は9人がツアー優勝を果たした。シーズン当初はシード権獲得を目標にしていた臼井も「私も10人目になりたい」に変わっている。

続きを表示

2019年9月7日のニュース