今平「そろそろ優勝したい」今季初Vへ日本人トップ4位浮上

[ 2019年9月7日 05:30 ]

男子ゴルフツアー フジサンケイ・クラシック第2日 ( 2019年9月6日    山梨県・富士桜CC=7566ヤード、パー71 )

11番、今平周吾はティーショットを放ち笑顔を見せる(撮影・西尾 大助)
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 6位から出た今平周吾(26=フリー)が1イーグル、3バーディー、3ボギーの69で回り、通算5アンダーで日本人トップの4位に順位を上げた。昨季賞金王が12試合目での今季初勝利へ、好位置で決勝に臨む。崔虎星(チェホソン)(45=韓国)がコースレコードの62をマークし、チャン・キム(29=米国)と並ぶ通算12アンダーの首位に浮上。石川遼(27=CASIO)は72とスコアを落とし、通算2アンダーの19位となった。

 ショットメーカーの今平が「アイアンはいまいち」と首をかしげる。そんな状態でも、2アンダーの69をマーク。日本勢トップの4位と好位置に浮上して「前半も後半も、ずっと耐えながらのプレーでした」と率直な感想を口にした。

 ショットの切れがなくても、それをカバーする技がある。後半の3番パー5。グリーン左手前の深いラフからの約30ヤードの第3打をSWで直接沈めた。砲台グリーンで「傾斜も見えなかった」という中でのイーグル。さらに最終9番パー4では、右ラフからの2打目を52度からPWに持ち替えて4メートルにつけた。バーディーで締めて「ラフが深かったので、フライヤーしないと読んだら良かったです」とうなずいた。

 ショットの修正点については「気持ちよく構えられていない」と分析済み。ここまでの11試合中、トップ10が6試合と安定した成績を収めている昨季賞金王は、「そろそろ優勝したいというのはある」と今季初勝利をつかみにいく。

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2019年9月7日のニュース