【かすみがうらマラソン】女子フルは地元茨城県出身の沼田夏楠が初優勝

[ 2026年4月19日 14:40 ]

<かすみがうらマラソン兼国際ブラインドマラソン2026>フルマラソンの部で優勝を果たし、笑顔の沼田と蜂須賀(撮影・松永 柊斗)
Photo By スポニチ

 かすみがうらマラソン兼国際ブラインドマラソン2026(スポーツニッポン新聞社など主催)は19日、茨城県土浦市、かすみがうら市(川口運動公園J:COMフィールド土浦周辺発着)で2万625人がエントリーして行われ、フルマラソン女子は地元茨城県の沼田夏楠(34)が2時間44分30秒で初優勝を飾った。

 前半は1キロ3分50秒の男子の集団についていき、後半は3分55秒に落としながらも粘った。するとトップ争いをしていた選手が脱落。2位に3分20秒の大差をつけてゴールテープを切った。今大会はコロナ禍の前に走っているが「その時はここまでの走力がなく、ギリギリで表彰台に立てるかどうかでした」。この日は東京マラソンのエリート枠の「憧れの選手」と走れることをモチベーションにしていた。「優勝できると思っていなかったのでうれしい」と笑みがこぼれた。

 茨城キリスト教学園、茨城大を経て、実業団の日立に進んだ。だが、故障続きで結果を出せなかった。一時競技から離れたが、茨城県東海村の笠松走友会から誘われ、市民ランナーとして楽しみながら走り始めると記録が延びた。昨シーズンは目標の「2時間40分切り」は果たせなかったものの、勝田全国マラソン、しまだ大井川マラソンiリバティなどで優勝を重ねた。

 スタート直後の午前10時時点で気温21.1度。沼田は「暑さが好きなのでもっと暑くなれと思った」という。「私はスピードがなくて、ちょっと座骨神経痛持ちなので、スピードを出すと少し痛みが出てしまうんです。でもフルマラソンならスタミナで勝負できる。だから悪い条件の方がいいんです」。暑くなるのを見越して、数日前からのウオーターローディングも奏功した。

 夫の大規さんは中央学院大で箱根駅伝を走っていて、双子の姉・莉楠さんも陸上選手として活躍した。「夫はマッサージなどをしてくれた。姉は最近、子供が生まれたのですが、それでも私のことを応援してくれていた」。沿道の声援を含め、周囲の後押しに感謝しながら優勝の喜びをかみしめた。

続きを表示

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

スポーツの2026年4月19日のニュース