【松岡修造の目】錦織無念…芝の王者が100%のプレー どう戦ってもかなわない

[ 2019年7月12日 07:52 ]

テニス ウィンブルドン選手権第9日 ( 2019年7月10日    英ロンドン・オールイングランド・クラブ )

<ウィンブルドン選手権第10日 錦織圭・フェデラー>第2セット、フォアハンドを放つ錦織圭(撮影・小海途 良幹)
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 芝の王者に、芝で100%のプレーをされたら、どう戦ってもかなわない。サーブもストロークもネットプレーも完璧だったフェデラーを褒めるしかない。ジョコビッチだろうが、ナダルだろうが、あのテニスをされたら勝てない。圭は過去最高のプレーをしたと言っても過言ではない。第2セット以降はサーブの成功率が下がり凡ミスも少し出たが、第1セットであれだけ集中力の高いプレーをしたのだから、落ちるのは仕方ない。むしろ第2セット以降も踏ん張って、あれだけゲームを取ったことを評価したい。試合前にフェデラーに対して「勝てる」と言い切ったのは初めて。相手を尊敬しすぎないように、あえて公の場で言ったのだろう。

 1~4回戦は無駄な時間をかけずに終わらせることができた。これまでは相手に合わせてしまう試合が多かったが、今大会はそれが一切なかった。苦手意識のある芝で良いプレーをしたことは、自信にはなったと思う。言い訳じみているかもしれないが、フェデラーではなく、ナダルやジョコビッチと当たっていれば4強以上の可能性はあった。全米につなげてほしい。(スポーツキャスター)

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