炎鵬 4勝目 わざと後退して土俵際から栃煌山撃破

[ 2019年7月12日 05:30 ]

大相撲名古屋場所5日目 ( 2019年7月11日    ドルフィンズアリーナ )

<名古屋場所5日目>栃煌山(右)を寄り切りで破る炎鵬(撮影・亀井 直樹)
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 幕内最小兵の1メートル68、99キロの炎鵬が実力者の栃煌山を寄り切りで下し、1敗を守った。新入幕の夏場所は7勝8敗で負け越したものの、今場所は序盤を4勝1敗で乗り切り館内を沸かせている。白鵬と鶴竜の両横綱が全勝をキープ。平幕の友風と照強も初日から5連勝で並走している。

 ワナに誘った。炎鵬は土俵際へわざと後退しながら栃煌山との間隔を空けた。相手が覆いかぶさるように脇を空け向かってくるところを狙って懐に飛び込む。そして前まわしをつかむと横に動きながら頭をつけて寄り切った。

 「栃煌山関は先場所、自分の力不足を感じた相手。もう一度やりたいと思っていたので、勝てたのは自信になります」。新入幕の先場所は7勝2敗と勝ち越しに王手をかけながら、6連敗を喫し負け越し。「心技体全部そろっていなかった」。その反省から場所後は食生活や体のケアを見直した。血糖値が急に上がらないよう野菜を先に口にしてから、肉や魚などのタンパク質を摂取。本場所前からは禁酒も続けている。稽古で痛めた右肩を悪化させないように朝夕2回のマッサージを受け、取組前にはテーピングを施し再発の予防に努めている。今場所から白鵬の土俵入りの露払いを務めていることも好結果につながっている。「自分はその日によって土俵が大きく感じたり小さく感じたりするタイプ。土俵入りの時に土俵の感覚を確かめることができるので目が慣れる」

 前日に土をつけられた同じ小兵力士の照強が全勝をキープ。「目の前でいい相撲で勝ったのを見て気合が入りました。負けたくない相手なので」と同学年のライバルに刺激を受け、本場所を盛り上げている。

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