馬場雄大もNBAサマーリーグにデビュー 初戦は19分で5得点 3点シュートを1本成功

[ 2019年7月6日 10:33 ]

第1Q、ネッツのハンズを相手にドリブルで突破を試みる馬場(AP)
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 NBAサマーリーグは5日から舞台をラスベガスに移して再開されたが、日本代表候補の馬場雄大(23=アルバルク東京)がマーベリクスの一員として、ネッツ戦に出場。18分52秒(記録上は19分)のプレータイムを与えられ、3点シュート1本などで5得点をマークしたほか、6リバウンド、3スティールを稼ぐなどディフェンス面での健闘も光った。

 馬場は第1Qの6分45秒、この日両軍最多の22得点をマークしたアントニアス・クリーブランド(25)に代わってコートに登場。その14秒後に右サイドからジャンプシュートを放ったがこれはリングに嫌われた。このクオーターの残り1分3秒には正面から1対1を試みたが、左手によるレイアップは失敗。マッチアップしていたのは今ドラフトで2巡目(全体56番目)に指名されていたUCLA出身のガード、ジェイレン・ハンズ(21=1メートル91)だったが、完全に振り切ることができないままのショットとなった。

 しかし第2Qの2分54秒、味方がジャンプシュートを外したあとのセカンドチャンスでペイント内でパスを受け、フランス出身で2016年ドラフトでホークスに2巡目(全体44番目)に指名されているイサイア・コーディニエー(22=1メートル96、NBA出場歴はなし)にマークされながらもゴール下でシュートを決め、これが記念すべきサマーリーグでの初得点となった。4分7秒にはスティールからのワンマン速攻でダンクに持ち込んだがリムにボールがはねて失敗。それでも第3Qの7分40秒、自ら相手のパスをディフレクトしたあと、右45度から会心の3点シュートを決めて5得点目を記録した。

 馬場は77―80だった第4Qの3分31秒までプレーし、フィールドゴール(FG)は6本中2本を成功。接戦だったこのクオーターは、2018年のドラフトで1巡目(全体29番目)に指名されたボスニア・ヘルツェゴビナ出身のジャナン・ムサ(20=2メートル6)とマッチアップするなど、相手の主力選手に対しても好ディフェンスを見せた。

 なお試合はマーベリクスが96―92(前半50―39)で競り勝って勝利を収めた。

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