錦織400勝 恩人・盛田氏へ「もうちょっと頑張りたい いいニュース届けたい」

[ 2019年7月7日 00:29 ]

テニス ウィンブルドン選手権第6日 ( 2019年7月6日    英ロンドン・オールイングランド・クラブ )

16強に進出した錦織圭(撮影・小海途 良幹)
Photo By スポニチ

 男子シングルス3回戦に臨んだ世界ランク7位で第8シードの錦織圭(29=日清食品)は同71位のスティーブ・ジョンソン(29=米国)を6―4、6―3、6―2で下した。2年連続4度目の4回戦進出を決め、ウィンブルドン20勝、ツアー通算400勝に到達。試合後の会見は、話題は盛田正明・日本協会名誉顧問(92)についてもおよんだ。

 錦織は盛田氏が創設した基金「盛田ファンド」の援助で、米フロリダ州のIMGアカデミーにテニス留学。世界への扉を開いてくれた恩人だ。6月の全仏オープンのジュニアでは、錦織と同じ道を歩んだ16歳の望月慎太郎が日本男子初のベスト4に輝いた。

 「どう育っていくのか楽しみ」と後輩の成長に目を細めた錦織は「会長のやってるファンドの意味というか、僕をなるべく超えられる選手が出てほしい。僕の中では、会長はいい成績を一番、届けたい人でもある。そのためにも、自分はもうちょっと頑張りたい。いいニュースを会長に届けたい」と語り、白星を積み上げ続けることを誓った。

続きを表示

2019年7月6日のニュース