八村に聞く 大学3年目大活躍「自信に」

[ 2019年6月21日 05:30 ]

NBAドラフト会議

NBAのドラフト会議を翌日に控え、記者会見する米ゴンザガ大の八村
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 【八村に聞く】

 ――日本人初の1巡目指名が確実視される。
 「信じられない。僕だけではなく、僕の家族、日本のバスケットにも大きなこと」

 ――大学時代を振り返って。
 「3年目が大きかった。主力として出て活躍し、自信になった」

 ――「アーリーエントリー」制度を使った。
 「シーズンが始まる前からこれが最後の年だと分かっていた。誰にも言ってなかっただけ。試合に負けて悲しい気持ちはあったけれど、準備ができていると思って決意した」

 ――NBAを最初に意識したのは。
 「中学校でバスケットを始めた時にコーチが“おまえはNBA選手になるんだ”と言ってきた。最初はNBAが何なのかも分かっていなかった。一生懸命を楽しむ、ということでやってきた」

 ――自身のアイデンティティーについて。
 「日本でもハーフの子たちがいっぱい出てきている。その中でスポーツでも今、いっぱい活躍してきているので凄くうれしい」

 ◆八村 塁(はちむら・るい)1998年(平10)2月8日生まれ、富山県出身の21歳。宮城・明成高から米ゴンザガ大進学。今季は1試合平均19・7点、6・5リバウンドを記録。NCAA1部のスモールフォワードの最優秀選手に選出された。日本代表は18年6月にデビュー。W杯アジア予選に4試合出場し、日本の出場権獲得に貢献した。身長2メートル3、体重104キロ、足は34センチ。血液型A。

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