サニブラウン 再度2冠へ“闘走心”「やることをやればタイムもついてくる」

[ 2019年6月21日 05:30 ]

笑顔で大勢の報道陣が集まる会見場に入るサニブラウン(撮影・沢田 明徳)
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 陸上男子100メートルで9秒97の日本記録をマークしたサニブラウン・ハキーム(20=フロリダ大)が20日、日本選手権(27日開幕、福岡)出場のため成田空港に“凱旋帰国”した。日本選手権出場は短距離2冠を達成した17年以来、2年ぶり。今季100メートル、200メートルともに日本人トップの記録を誇るスプリンターは久々の国内レースで再び2種目制覇を宣言した。

 日本陸上界に衝撃が走った17年日本選手権から2年。9秒台スプリンターとしてひと回りもふた回りも成長して帰国したサニブラウンの表情は晴れ晴れとしていた。大挙して待ち構える報道陣を前に、帰国後の第一声は「お久しぶりです。約1年半ぶりに帰ってまいりました」とちゃめっ気たっぷりに語った。

 100メートル日本記録保持者として初めて挑む日本選手権。前日本記録保持者の桐生祥秀(23=日本生命)との9秒台対決がクローズアップされるが「日本で走ること自体が前回の日本選手権以来なので割と楽しみにしています」と心待ちにする。優勝すれば今秋のドーハ世界選手権代表に内定するとあって「100メートル、200メートルも優勝を目指したい。やることをやればタイムもついてくる」と2冠へのモチベーションは高い。

 全米大学選手権で1日3レースを経験したサニブラウンにとって、昨年より1日増えて4日間開催となった日本選手権の日程も2冠へ追い風となっている。レースは連日行われるが1日に2レースを走るのは初日に予選、準決勝が行われる100メートルのみ。「全米大学選手権に比べ、体も精神的にも問題はあまりない」と話した。

 日本選手権が開催される福岡はサニブラウンの出生地でもある。「生まれただけなんですけど…」と前置きした上で「祖父も福岡にいるので家族に会ったり、結果的に良い帰国になった」。2冠で故郷に錦を飾るつもりだ。

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