畑岡奈紗 首位に8打差、82位と出遅れ「なかなかチャンスにつけられなくて」

[ 2019年6月21日 11:11 ]

16番グリーン左奥エッジからパターで打った第4打が3メートルショートし、厳しい表情の畑岡奈紗
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 女子ゴルフの海外メジャー今季第3戦、全米女子プロ選手権(賞金総額385万ドル=約4億1580万円、優勝賞金57万7500ドル=約6237万円)は20日、米ミネソタ州チャスカのヘーゼルティンナショナルGC(6807ヤード、パー72)で第1ラウンドを行った。前週のマイヤー・クラシックで2位に食い込んだ世界ランク6位・畑岡奈紗(20=森ビル)は16番パー4(380ヤード)で3Wの第1打を左のクリークに打ち込んで「6」を叩くなど、1バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの76とスコアを崩し、首位に8打差の4オーバー、82位と大きく出遅れた。

 強い風雨の中、68をマークしたオーストラリアのハンナ・グリーン(22)が4アンダーで首位。2週前のヨネックスレディースで上田桃子(32=かんぽ生命)に逆転優勝を許した韓国のキム・ヒョージュ(23)らが1打差の2位につけている。

 日本勢のトップは横峯さくら(33=エプソン)で3オーバー、62位。山口すず夏(18=環境ステーション)は7オーバー、122位。上原彩子(35=モスバーガー)は8オーバー、135位。野村敏京(26)は腰痛のため9ホール終了時点で棄権した。

 ▼畑岡奈紗 思ったより風は最初の方はなかったので、イーブン(パー)くらいでは上がりたかったですね。なかなかチャンスにつけられなくて、パーを拾うのがやっとっていうゴルフでした。

 ▼横峯さくら 出だしは風が強くて……。1ホール目(10番)をボギーにして流れが悪くなってしまいました。バーディーがなかったのが残念です。

 ▼山口すず夏 前半、ショットは安定してたんですけど、ちょっとしたミスからボギーが続いてしまって。18番でいいバーディーが取れたんですけど、その後、振り切れなくなって右へ行くようになって……。悔しい1日でした。

 ▼上原彩子 疲れました。いっぱい打ち過ぎて。はじめは結構、風も吹いてたし、雨も凄くて。ドライバー、スプーンでも届かないホールがいくつかありました。

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2019年6月21日のニュース