松山英樹 冗談交じりにリラックスムード ペブルビーチの景色は「最高」

[ 2019年6月12日 17:38 ]

明るい表情で練習ラウンドする松山英樹(右)
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 男子ゴルフの海外メジャー今季第3戦、全米オープンは13日から4日間、米カリフォルニア州のペブルビーチGLで行われる。世界ランク29位・松山英樹(27=LEXUS)は8、9の両日に各18ホールを視察。11日は日本地区予選から補欠で出場権を手にしたC・キム(29=米国)らとイン9ホールを回った。左にモントレー湾が広がる最終18番ではかつて宮里藍さんのマネジメントも手掛けたB・ターナー氏ら“チーム松山”の面々と笑顔で記念撮影をするなど、リラックスムードでの調整を進めている。

 大会開幕前の恒例となった火曜日の取材対応ではシャイで知られる松山が取材陣から質問が飛び出す前に自ら口火を切った。

 「コースの印象ですよね。まずは。まあ、難しいですね。はい」

 ――どの辺りに難しさを感じますか。

 「狭いですし、グリーンがちっちゃいですからね。で、景色は最高です。最初に言っておきます(笑い)」

 ――最初に来た時の印象と変わったところは。

 「3番までは全くどこがあれなんだと思いましたけど、4番からはちょっとビックリしましたね」

 ――ほかにもシーサイドコースでのプレー経験はありますが、ペブルビーチは違いますか。

 「そうですね。怖いですよねえ。8番のセカンドとか。ちょっと死にたくないんで。ちょっとレイアップしようかなって(笑い)」

 ――先週の土曜日からコースをラウンドしていろんな気象条件を経験できた感じはありますか。

 「ずっと晴れてますね」

 ――風は。

 「う~ん、そう考えれば、きょうは逆だったかな。あんまり風が強くないんで、これくらいが普通なのか、めっちゃ強いのが普通なのか、ちょっと分かんないんで」

 ――グリーンが小さくて、グリーン周りの芝が粘っこい感じですが。

 「そうですね。面倒くさいですね。グリーンを外すと。外さないようにって思ってもこの狭さだったら無理だと思うんで、行ったところでどういったショットが必要か、考えてうまく対応できたらなあって感じですね」

 ――セカンドショットの狙いどころなどマネジメントが重要になりますか。

 「マネジメント?ないですね。グリーンに乗せることで多分、精いっぱいなんで。大きいグリーンで左右に外してもいいとかいけないとかいうのはあると思うんですけど、こんだけちっちゃいとちょっとのミスがね、行っちゃいけないところにということになるので、それはあんまり考えずに、グリーンに乗せることだけに集中してやりたいと思います」

 ――グリーンに乗せてしまえば、チャンスはあると。

 「傾斜も強いんでチャンスとは言えないですけど、(グリーンに)乗ってチャンスと思えるラインが来れば、しっかり狙っていきたいと思います」

 ――6、7、8番とアウトに有名なホールがあります。

 「やりたくない3ホールですね。そこら辺、海が見えるところはやりたくないです。でも景色がいいんで回ります(笑い)」

 ――7番パー3は109ヤード。あれだけ距離の短いホールはほかではなかなかないと思います。

 「そうですね。レディースティーで回ってる感じですね」

 ――その7番は風がなければSWで狙えるホールです。

 「まあ、そうですね。グリーンはあそこもちっちゃいんで、ピンポジションはどうしても厳しいところに切ると思うんで、そこをどうやって打っていくか。微妙な風が抜けることもあると思うんで」

 ――8番パー4(428ヤード)の第2打はジャック・ニクラウスが「人生最後のショットに選ぶべきもの」と評したことでも知られています。

 「僕はもういいです(笑い)」

 ――ロケーションが難しいように見えるんですか。

 「ロケーションより高さが怖いです。(崖から下が)見えちゃうじゃないですか(笑い)」

 ――高所恐怖症ですか。

 「怖いでしょ、あれ。あそこまで行ける人、いないでしょ。命綱があっても無理でしょ(笑い)」

 ――この全米オープンが26回連続の海外メジャー出場になります。

 「そうなんですか」

 ――メジャーで勝つチャンスは。

 「どうですかねえ。考えたことないですけど、それは。まあ、少なからず(メジャーに)出てるということはねえ。(参加)150人くらいですかね、その(150分の)1パーセントはあるはずなんでねえ。それを目指して頑張りたいと思います」

 ――その150分の1の可能性が大きくなってるということは。

 「まあ、1年に1回しかないUSオープンですし、その中で何人も勝てるわけじゃないんで。そうそうあるチャンスじゃないし、目指してやることは変わらないんで、それを目指して頑張りたいと思います」

 ――有力選手の中でペブルビーチが初めてというのはハンデになる。

 「少なからずあるかもしれないですけど、6月にやったことある選手は少ないんじゃないですかね。まあ、前回(2010年)、前々回(2000年)とやってる人しか、多分、6月のUSオープン、6月のペブルはやったことないと思うんで、まあ、そういう意味ではあんまり変わんないんじゃないですかねえ」

 ――グリーンの硬さとか速さとかは。

 「もっと仕上げたり、逆に遅くしてみたりするんじゃないですかね。分かんないですけど、USGA次第じゃないですか、それは」

 ――ここのポワナ芝は。

 「まあ、きれいなんで。気にしないです」

 ――松山選手の調子自体は大分、上がってきているように見えますが。

 「そうですね。そう見えるんならそれでいいと思います」

 ――以前よりパッティングのスタンスが狭くなっているように見えますが。

 「気分です。気分です」

 ――そのパッティングは自分の中ではよくなっている。

 「まあ、悪くはないと思います。常に良くするためにやってるんですけどね。それが反対方向に行ってしまったりすることもあるんですけど。まあ、でも今はいい方向に向かっていると信じてるんで。はい」

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