サニブラウンが9秒97!日本新記録で全米大学選手権3位 200メートルは日本歴代2位の20秒08

[ 2019年6月8日 10:30 ]

陸上全米大学選手権の男子100メートル決勝で、9秒97の日本新記録をマークし、3位となったサニブラウン・ハキーム
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 陸上の全米大学選手権第3日は7日、米テキサス州オースティンで行われ、男子100メートル決勝はサニブラウン・ハキーム(20=フロリダ大)が17年9月に桐生祥秀(23=日本生命)がマークした日本記録を0秒01上回る9秒97(追い風0・8メートル)の日本新記録で3位となった。

 サニブラウンは5日の準決勝で追い風2・4メートルの参考記録ながら9秒96をマークし、全体2位で決勝に進んでいた。100メートル決勝の50分前に行われた男子400メートルリレーでは2走を担当し37秒97の好タイムでフロリダ大が優勝した。

 100メートルの50分後に行われた200メートル決勝は日本歴代2位となる20秒08(追い風0・8メートル)で3位に入った。

 全米大学選手権は1921年に第1回大会が開催された伝統ある大会。現在は全米大学体育協会(NCAA)が主催。100メートルの過去の優勝者には五輪で9個の金メダルを獲得したカール・ルイス(ヒューストン大)、04年アテネ五輪や17年ロンドン世界選手権を制したジャスティン・ガトリン(テネシー大)らが名を連ねる。100メートルの大会記録は17年にクリスチャン・コールマン(テネシー大)がマークした9秒82。

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