天鎧鵬が断髪式「上を目指す力士を育てたい」 白鵬、日大・田中理事長らエール

[ 2019年6月8日 15:44 ]

<元天鎧鵬引退相撲断髪式>髪を整えてもらった秀ノ山親方(撮影・西海健太郎)
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 今年3月の春場所で引退した元幕内・天鎧鵬の秀ノ山親方(34=尾上部屋)の断髪式が8日、東京・両国国技館で行われ、横綱・白鵬(宮城野部屋)、大関・豪栄道(境川部屋)、日大の田中英寿理事長(72)ら約150人が参加し、師匠の尾上親方(元小結・浜ノ嶋)が止めばさみを入れた。秀ノ山親方は「来ていただいた人を見ると過去を思い出した。人それぞれに思いがある。懐かしい感じ。泣かなかったけど感動した」と語った。

 断髪式の前には長男・維風輝(いぶき)ちゃん(10カ月)とともに土俵入り。地方巡業で息子を抱いて土俵入りするという夢がかなわなかっただけに「できてよかった」と喜んだ。2015年9月に亜香利夫人と結婚したが、故郷で起きた2016年4月の熊本地震の影響などにより披露宴が延期となっていたため、断髪式後のパーティーは結婚報告を兼ねて行われた。

 熊本・文徳高から日大を経て、07年初場所に前相撲で初土俵を踏んだ。日大の同期の市原(清瀬海)、山本(山本山)、森(大翔湖)らが続々と関取となる中、11年名古屋場所での新十両まで4年半を要した。12年初場所で新入幕を果たし、幕内は計7場所務めた。現在は尾上部屋の部屋付きとして後進の指導にあたっているが、自身の経験を踏まえ「自分は諦めないで良かった。貪欲で諦めない、上を目指す力士を育てたい」と誓った。

 日大の田中英寿理事長は「よく頑張った。大学時代は強くなかった。真面目でこつこつ努力して、プロになって強くなった」と教え子の奮闘を評価した。白鵬は「巡業でも稽古をつけた。明るい性格で、酒が強くて飲むと豪快。最後はケガに泣いて、もうちょっとやりたい気持ちがあったと思う。その分、いい弟子を育ててもらいたい」とエールを送っていた。

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