アテネ五輪王者鈴木桂治氏 7年ぶり公式戦で優勝に貢献 柔道全日本実業団体対抗大会

[ 2019年6月8日 16:04 ]

柔道全日本実業団体対抗大会第1日 ( 2019年6月8日    高崎アリーナ )

全日本実業団体対抗大会で優勝し、表彰状を授与される鈴木桂治氏(左)
Photo By スポニチ

 男子3部で2004年アテネ五輪100キロ超級王者で男子日本代表の鈴木桂治コーチ(39)擁する国士舘大クラブが決勝でアドヴィックスを破って優勝した。鈴木コーチ自身は1~4回戦は一本勝ち、準決勝、決勝の2試合は引き分けで優勝に貢献した。

 鈴木コーチが公式戦に出場したのは、2012年秋の国体以来7年ぶり。1回戦ではYKKと対戦し、開始32秒で鮮やかな払い腰で一本。戸田建設との2回戦は崩れ横四方固め、東京拘置所との3回戦は3分20秒、再び払い腰で一本。4回戦はセントラル警備保障Aに大外刈りで勝った。

 疲れが見えた準決勝の前橋刑務所戦は、4分間で決着が付かず引き分け。決勝も引き分けたが、他の選手の勝利により、見事優勝を果たした。表彰式では代表して表彰状を授与され、優秀選手賞にも選ばれた。

続きを表示

2019年6月8日のニュース