香妻陣一朗65位から3差6位浮上!猛チャージ67 姉・琴乃の昨年初Vが刺激「早く勝ちたい」

[ 2019年5月11日 05:30 ]

男子ゴルフツアー アジアパシフィック・ダイヤモンド・カップ第2日 ( 2019年5月10日    千葉県 総武CC総武C=77333ヤード、パー71 )

10番、ティーショットを放つ香妻陣一朗(撮影・西尾 大助)
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 初日65位と出遅れたツアー未勝利の香妻陣一朗(24=フリー)が1イーグル、4バーディーを奪って2日目ベストタイの67、通算1アンダーで、一気に首位と3打差の6位へ浮上した。姉・琴乃(27)に先を越された初優勝を目指す。首位は通算4アンダーのミカ・ローレン・シン(22=米国)。前週優勝の宮本勝昌(46=ハートンホテル)は通算6オーバーの82位で予選落ちした。

 初日74を叩いた香妻は67のチャージを見せた。インスタートの14番パー5、4Iで4メートルにつけイーグルを奪取。初日はバーディーなしの難易度1位、506ヤードの15番パー4でバーディーを奪い、勢いに乗った。後半も3バーディーに「初日も感触は悪くなかったので、スコアの差は風の差かも」と振り返った。

 昨年は賞金ランク70位、63万円差で2年続いたシード権を逃した。今オフ取り組んだのがフェードの習得。「ドローではグリーンの右に切られたピンを攻められない」が理由で、右ドッグレッグの多い今週は1Wでもフェードで攻めている。

 女子のワールド・サロンパスで上位を争う姉・琴乃の成績はネットでチェック。「自分も早く勝ちたい」。目標は昨年9月のマンシングウェアレディース東海クラシックでツアー初優勝した姉に続く初優勝しかない。(石川 照次)

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2019年5月11日のニュース