照ノ富士6連勝 膝のケガを考え“方向転換”「危なくないようにいった」

[ 2019年3月20日 11:52 ]

大相撲春場所11日目 ( 2019年3月20日    エディオンアリーナ大阪 )

<大相撲春場所11日目>下村(手前)を押し出しで破った照ノ富士(撮影・奥 調)
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 元大関で西序二段48枚目の照ノ富士(27=伊勢ケ浜部屋)が6番相撲で東序二段82枚目の下村(18=境川部屋)を押し倒しで破り、6連勝とした。立ち合いで右から張って左四つに組み止め、左でかいなを返しながら前に出て、最後は腹を突き出すようにして勝負を決めた。

 9日目の5番相撲では、体の動きを確認するため約40秒かけて仕留めたが、この日は一気に畳みかけた。「胸を出したら膝がもたないと思った。危なくないようにいった」。先場所まで5場所連続休場の要因となった両膝のケガのことを考え、5番相撲から方向転換した。

 相手の下村は元幕内・常の山の長男で、埼玉栄高相撲部出身。昨年九州場所で初土俵を踏んだばかりで、まだまげが結えていない。その若武者から出番を待つ土俵下でにらみつけられ「気まずくなった」という。それでも「ザンバラでも土俵の上ではみんなお相撲さん。先輩の意地はあるけどね」と相手を見下すことなく取り切った。

 危なげない相撲で6連勝したものの、照ノ富士自身は納得できていない。「完璧ではない。ビデオを見ても、腰が下りていない。下ろそうと思ってやっているけど。(膝の)痛みがあるから」。元大関はジレンマとも闘いながら土俵に上がっている。

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