石川末広 現役引退を発表「陸上が恋人のようなキャリアでした」リオ五輪男子マラソン史上最年長代表

[ 2019年3月20日 19:11 ]

記者会見で現役引退を表明した石川  
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 16年リオデジャネイロ五輪に男子マラソン史上最年長代表として出場した石川末広(39=ホンダ)が、埼玉県狭山市内で記者会見し、「17年間に区切りを付けることを決めました。陸上が恋人のようなキャリアでした」と現役生活に別れを告げた。

 石川は東洋大からホンダに入社。36位に終わったリオ五輪には36歳10カ月で出場し、96年アトランタ五輪に出場した谷口浩美の36歳3カ月を上回った。「谷口さんを超えられたのは一つ良かったかな」と苦笑いした。

 思い出のレースにはリオ五輪出場を決めた16年びわ湖毎日マラソンを挙げた。そのレースは前日本記録保持者でチームメートの設楽悠太(27)がペースメーカーを務めていたという。「(設楽)悠太とは良い状態で勝負したかったですね」と振り返った。

 引退を決意したレースも同じく、今年3月ののびわ湖毎日マラソンだった。石川は10キロ過ぎで集団から遅れ始めると、15キロを通過することなく途中棄権した。競技場からロードに出たときにはすでに左足に痛みがあったといい、「びわ湖毎日で競技人生初の途中棄権したことが引退の決め手です。正直リオ五輪が終わってからびわ湖毎日まで思うような結果が出せていなかった。一試合一試合が区切りと思っていた。(びわ湖毎日で)途中棄権してここまでだなと思いました」と引退に至った経緯を明かした。

 今後はコーチとしてチームに残り、後輩の指導に当たる。「五輪という重圧を味わえたのが一番良かった出来事です。マラソンで優勝がなかったので、そこが僕らしいですね」と最後は笑顔だった。
 

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