京大出身“IQウオーカー”山西利和が初V「一瞬うるっときた」 全日本競歩

[ 2019年3月17日 14:44 ]

競り合いを制して初優勝した山西
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 陸上の世界選手権(9月開幕・ドーハ)代表選考会を兼ねた全日本競歩能美大会は17日、石川県能美市の日本陸連公認コースで行われ、男子20キロはジャカルタアジア大会銀メダルで京大出身の山西利和(23=愛知製鋼)が初優勝。日本陸連の派遣設定記録1時間20分0秒を突破し、初の代表に決まった。

 “IQウオーカー”がついに世界切符をつかんだ。普段は冷静な山西がゴールでは感情を爆発。レース後のインタビューでは目に涙も浮かべたが「一瞬うるっときたが、やはり心の中ではここからという思いがある。ここで感極まっている場合じゃない」と振り返った。

 ラスト勝負で苦杯をなめた過去のレースを反省して臨んだ。「ラスト2キロ勝負は決めていた。最後には学生との勝負にも勝てた」と話していた。

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2019年3月17日のニュース