安美錦4連勝で五分に戻す 「星はどうでもいい」吹っ切れて巻き返し

[ 2019年3月17日 15:42 ]

大相撲春場所8日目 ( 2019年3月17日    エディオンアリーナ大阪 )

<大相撲8日目>安美錦は上手投げで隆の勝(左)を破る(撮影・岩崎 哲也)
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 関取最年長40歳の西十両11枚目・安美錦(伊勢ケ浜部屋)が4勝4敗の五分の星に戻した。東十両13枚目・隆の勝(24=千賀ノ浦部屋)の突っ張りをしのいで左上手を取り、体勢が崩れそうになりながらも踏ん張って上手投げで仕留めた。

 「我慢したね。うまく我慢しながら取れたんじゃないかな。膝が入りそうになってバランスを崩しそうになったが、たまたま立て直せた。そうなりかけても足を掛けようと足を出しにいった。最後は自分では分からなかったけど、いつもならはたきにいくところで我慢できたから」

 4連敗と苦しい滑り出しだったが、5日目から4連勝と巻き返した。「星はどうでもいいと踏ん切りがついて、勝とうが負けようが悔いのなり相撲を取ろうと思った。稽古場で目いっぱいの相撲を取る感じで毎日以降と思っている。まだ五分に戻しただけ。やっと振り出し」。連勝に浮かれることなく、目の前の一番に集中している。

 連敗中も動きは悪くなかった。ただ「疲れはたまっている。体中、痛いとこだらけ。寝ると体が痛くなる。湿布だらけで寝てるよ」。両膝だけでなく満身創痍(そうい)の状態だが「でも気持ちの問題。体が痛いのは今に始まったわけじゃない」と前を向いている。

 十両にとどまるには、番付が下に3枚しかないため6勝以上は挙げたいところ。「前半の感じじゃ、このあたりで引退発表でもおかしくなかったけどね。また伸びた」。ベテランの挑戦は簡単には終わりそうにない。

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