スパーズが8連勝 W杯米国代表を率いるポポビッチ監督が選手を称賛

[ 2019年3月17日 14:55 ]

審判に抗議するスパーズのポポビッチ監督(AP)
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 NBAは15日に各地で8試合を行い、西地区全体6位のスパーズが地元サンアントニオで4位のトレイルブレイザーズを108―103(前半48―50)で振り切って41勝29敗。一時は22季連続のプレーオフ進出に赤信号が灯っていたが、8連勝を飾って盛り返してきた。

 先発のデマー・デローザン(29)が21得点と8リバウンドを稼げば、ベンチ勢は13得点のルディー・ゲイ(32)を含めて4人で43得点を記録。W杯1次リーグE組で日本と対戦することになった米国を率いるグレグ・ポポビッチ監督(70)は「48分間、フルに頑張ったと思う。いい時も悪い時もあるが、よく動いてくれた」と接戦をものにした選手たちの健闘を称えた。

 トレイルブレイザーズの連勝は3で止まって42勝27敗。ダミアン・リラード(28)は34得点を稼いだが、リラードとともにバックコートを支えてきた米国代表候補の1人、C・J・マッカラム(27)は第3Qに左脚を負傷してダウン。かなりの重傷と見られており、今後の出場が危ぶまれる事態となった。

 スパーズはホームで10連勝。18日の次戦は、この日プレーオフ進出を確定させた西地区1位のウォリアーズをサンアントニオで迎え撃つ一戦で、指揮官としては今季リーグ最高年俸(1100万ドル=約12億2000万円)を稼いでいるポポビッチ監督の采配ぶりが注目されるところだ。

 西地区全体2位のナゲッツはペイサーズに競り勝って3連勝。マーベリクスはキャバリアーズを退けて連敗を7で阻止した。なおマーベリクスのダーク・ノビツキー(40)はキャバリアーズ戦で14得点をマーク。通算得点は3万1416となり、通算得点で歴代6位のウィルト・チェンバレン(元ウォリアーズほか)にあと「3」と迫っている。

 <その他の結果>
ウォリアーズ(47勝21敗)110―88*サンダー(42勝28敗)
*セルティクス(43勝27敗)129―120ホークス(24勝46敗)
*ウィザーズ(30勝40敗)135―128グリズリーズ(28勝42敗)
サンズ(17勝54敗)138―136(延長)*ペリカンズ(30勝42敗)
*マーベリクス(28勝41敗)121―116キャバリアーズ(17勝53敗)
*ナゲッツ(46勝22敗)102―100ペイサーズ(44勝26敗)
*ジャズ(40勝29敗))114―98ネッツ(36勝35敗)
 *はホームチーム

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